シコメキ ブーム
テキサスは驚く程ヒスパニックの人口が多く、メキシコ料理も豊富で充実している。
で、メキシコ料理がテキサス風にアレンジされた”Tex-Mex”なる料理が一般的になる程。
メキシコ料理といえば、タコス、エンチラーダ、ファヒータなんてのが一般的だけど、ワカモレもかなり美味しくお気に入り。
その為か、コレがそこそこ高価でレストランで発注するとプレート料理と同じ位の値段だったりする。
脱線するけど、最近行ったメキシカンレストラン。
ハードシェルのタコが食べたく、職場のメキシカンな姉さんにお勧めレストランを聞いて行って来た。
店員さんがビールを間違えて注いでしまったらしく、一杯サービスしてくれた。
ここのトルティーヤ・チップは美味しかった。
脱線終了、ワカモレの話に戻す。
以前から知りたかったワカモレの作り方を、オフィスのメキシコ人の
と言っても、二人仲の良いメキシコ人でも好みがあり、云わば日本のおせち料理のようなもので、個人の好みや地域で違ってくるので正解は無いというか、要するに好みの問題なので今回の私の作り方も他の人のレシピとは大きく異なるかもしれない。
ちなみに、ワカモレはGuacamoleと書くのでちょっと読みにくい。
とりあえず私が学んだレシピは次の通り。
・アボガド(当然、これが主役!)
・玉葱(a)
・トマト(a)
・ハラペーニョ(b)
・パクチー
・塩
・レモン
ここで(a)、(b)とあるのは、aさんは(a)を入れて、bさんは(b)を入れるという意味で、ここら辺はそれぞれの好み。
勿論全て入れてもok!
まずはアボガドを用意する。
日本で買った事が無いので、安いか高いかわからないけれど、トレジョ(Trader Joe's)で6個入りが$2.5程度はお買い得。
コイツは硬いと皮を剥き難く、ワカモレには向いていない。
指で軽く押して少し凹む程度が食べ頃だそうで、店頭に並んでいるのは硬いのが多く、テーブルに数日置いておけば柔らかくなる。
但し、一旦柔らかくなると急速に熟すので、冷蔵庫へ入れておくも数日でグズグズになってしまう。
適度に熟したアボガドは、包丁を半分に入れると綺麗に割れて、皮も気持ち良くスっと剥け、”これぞ、果物界のカワハギや~”と言いたくなる。
それを本場では石臼の様な容器で磨り潰すけれど、器へ入れてからスプーンやフォーク、コップの底等で潰す。
私はフォークを使ったけれど、一生懸命つぶすのとザクザクと果肉が残る様にするのと好みがある。
玉葱とトマトとパクチーは小さく切って、潰したアボガドへ入れて混ぜる。
あとは塩を振ってライムを搾れば完成。
ライムは味付けもあるけれど、酸化して黒く変色してしまうのを防ぐ。
勿論レモンで代用するのもアリ。
思ったよりも簡単に出来て、味もそこそこ一定に仕上がる。
サラダに入れてもヨシ!
ベーグルに挟んでもヨシ!
勿論、トルティーヤチップに付けてもヨシ!
個人的にヒットしているのは、トレジョのトルティーヤチップ (チーズ味)で、ワカモレを付けなくても超美味い。
そんなワカモレの作り方を教わったと思ったら、メキシコへ出張命令が出た。
久しぶりのメキシコ。
夕方発なので夕日が綺麗。
シコメキの街。
意外と綺麗な夜景じゃないか!
今日は夕飯を食べたらホテルでのんびり。
MOJITO(モヒート?)って初めてなので飲んでみたけれど、甘くて苦手。
口直しにINDIO、途中で寝オチしてた・・・。
翌日の晩も毎度の様にコンビニでビールを物色していたら、いつもの店員の兄ちゃんが、”コレ、美味しいよ!”とビールを見慣れないビールを勧めてきた。
信用していない訳ではないけれど、保険としてModeloを購入。
兄ちゃんに勧められたビールは、ビンの形がユニークで$10(10ペソ)と安く、恐らく地元のビールだろう。
味はちょっと炭酸控えめで優しい味。
悪くはないけれど、辛めのビールが好きな人には物足りないかも。
ちなみに、現地のメジャー系ビール(Modelo、Indioな)は15ペソ位。
そんなシコメキ、何故か朝焼けが綺麗。
相変わらず渋滞は酷い。
シンボル的な山がはっきり見えるのは、週の前半だけ。
週末は排気ガス等でモヤってしまう。
結局、メキシコでは昼飯は毎回ハンバーガー、夕飯も本場のワカモレを食べる機会が無く帰ってきた・・・。
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