フローリングを張る vol.1

今住んでいる家は既に9年目となる。


新築ではなく1980年頃に建てられた古い建物、当然私の入居時にはリフォームされていたけれど、気に入らない点等は多々ある。


私が家の中で最も過ごす時間の長い部屋である自称”スタジオ”にはギター等の機材以外にPC等も置いてあり、見た目が第一ではあるけれど静電気を防ぐ為にもフローリングにしたいと長い間考えていた。


恐らく業者にフローリング張り作業の全てを任せると相当な額になるし、ココはDIY天国のアメリカ!施工は自分でおこなう。

→でも、アメリカ人が全員DIYが出来る器用な人達というよりも、業者に依頼すると高額になるので節約するというイメージが強い。

なんせインチの世界なので大雑把、日本人の几帳面さとミリ単位の精度の方が全然細かい作業が期待出来ると思う。


先ずは板材探し。


イメージは、ずばり”スタジオ”。


更に細かく言うと、”軽井沢の別荘風スタジオ”。(行った事も見た事も無いけど、イメージで。)


フローリングは随分前から興味があり、時間がある時にHome Depot(ホーム・デポットではなく、ホーム・ディーポの発音が通じる。)やFloor & Decoでチェックしていた。


あまり濃い色だと部屋が暗くならないか心配だったけれど、明るいと安い賃貸にありがちなチープな感じになる。

グレー系も悪くないけれど今回のスタジオのイメージとは違う。


材料選びの注意点は次の2点。

①本当の木にするか?ラミネートか?:

これコストの大きく影響するから重要。

見た目や手触りはリアル木材がベストだけど、コスパはラミネートが断然魅力的。

ラミネートと言ってもビニール感のテカリがある安物ばかりでなく、木目に沿って凹凸も表現されているのもあり、かなりリアルに出来ている。

②板厚:

一般的に5、7、8、12mmといった厚さが売られている。知り合いに聞いたら8mm以上が好ましいとか。

実際に現物を触ると出来るだけ厚い方が質感が良いと感じる。

また、板の裏側にクッションが最初から付いているものはそのまま施工出来るらしいけれど、無い場合はクッション性のある専用のシートを敷く必要がある。特に二階等への設置では一階に響く等を考慮する。→ウチは平屋なので関係無い。

アメリカ人は家の中でも靴を履いて生活するので防水等も気になるだろうけど、玄関で靴を脱ぐ日本人は傷に神経質になる必要は無いかも知れない。


価格表示が癖もので、$1以下から$6程度と幅があり、単位が1sqft(30cm四方)と部屋の広さを畳の枚数で数える日本人にはややこしく、イメージがさっぱり出来ない。


Floor & Decoが価格やサンプルが多くて選びやすく、その中から価格も比較的安い割には手触りも良く、やや濃い木目が強めのを選択。



基本箱売りスタイル、どれだけの箱が必要なのかわからず店員さんに聞いて理解した。

購入時の注意点としては、必要な面積の10%位は多めに用意すること。


部屋の広さから計算して15箱を購入した。



カートがかなりゴツい。


実際に作業をすればわかるけれど、全ての板材をそのままポンポン張るなんて不可能、部屋の長さに応じて自分でカットをしなければならないから多少無駄が出る。


15箱は相当な重さになり、プリウス号のリアが重いっきり下がる。


やはりピックアップトラックが欲しいなぁ。


購入後はすぐに施工せず、暫く部屋に置いて温度・湿気に馴染ませる為に放置。

調べると部屋での放置不要論から1~3週間の放置が必要と情報源により幅がある。

道具も奮発してリョウビ製を購入したし、コレがあれば他はなんとかなるだろう。


という事で、施工は次回。

コメント

  1. 9年目ですかー。元気そうで何よりです。
    そういえば、うちの車とほぼ同じタイミングでしたねー。
    まだ、かろうじて動いてます。(笑)

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    1. どうも、元気にやってます。
      日本に昨年一時帰国したかったけどコロナで断念、今年も戻れるかどうかって感じです。

      車、何気に長いですね、トラブル無しですか?

      削除
    2. サーモスタッドと、運転席のドアハンドルくらいですかね。
      内装は垂れてきましたけど・・・。
      そろそろ、やばそうですが。(笑)
      今年で26歳なんですよー。

      削除
    3. 車齢26年だと税金も掛かりそうですね。
      テキサスは年一回のinspection(最低限の車検)が$25位、年一度のオイル交換等のメンテ$100位で済みます。

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