JazzとGreg Howe

QUEEN+Adam Lambertを観に行った翌週末はJazzを観に行った。


何故急にJazzというと、ちょっとした事からお知り合いになったドラマーの方が演奏する情報をゲットしたので。

ライブハウスではなく普通のカフェ(!?)。
でも、ホームページにはちゃんと演奏の件は書かれているし、Andy Timmonsの写真もあった。

初めて行く場所なので戸惑いつつ入店。

店員さんは凄くイイ感じで、テーブルに案内される。

バーカウンターも無く、周囲ではヒーコー&バーガーで演奏を楽しんでいたりする。

やはり普通のカフェだ。

バンドはピアノ、コントラバス、ドラムのトリオ編成。
個人的にJazzは大編成よりもトリオ編成が好き。

時々マスター風の方が、ギターを持って歌うパターンもあり丁度良いアクセントになっていた。

90年代に自分の脳内でJazz/Fusionブームが起き、Mahavishnu Orchestra、Chick Corea等をかじった事があり、即興的雰囲気の緊張感が非常に好きだった。

演奏は、良い意味で日本人の雰囲気も無く、時々メンバー同士がアイコンタクトでリズムとると、観ているこっちも笑顔になってしまう。

去年はNew OrleansへJazzを観に行ったけれど、 近場でこんなに気軽にJazzを楽しめる場所があるとは知らなかった。



そして翌週末は、Greg Howeのライブを観にThe Guitar Sanctuary(ギタサン)へ。

生憎、この日はDallasのダウンタウンでMarty Friedmanのライブがあったので、そっちへ多くの人が行ったのかもしれない、・・・と思ってしまう程の寂しい客の入り。

Greg Howe演奏時になると、テーブル席は全て埋まったけれど、その後ろの椅子は2~3割程度は空いていた様子、2階なんて自分を含めて10人位しかいなかったのでは?

午後8時に、ギタサンには珍しくオープニングアクトの登場。
 
バンドやメンバーの名前は聞き取れなかったけれど、ギターはテクを披露するタイプではなく歌メイン、センスと迫力のあるドラミングが素晴らしかった。

じっくりと約40分の演奏が終わり、午後9時にGreg Howeの登場!
なんとベースは超テクニカルなStu Hamm!

Urgeというアルバムを昔買ったけれど、正直ピンとこなかった。

体形がゆるキャラ風になり、あまり凄い事をしている様には見えないけれど、かなり巧い。

名前は昔Stuart Hammだったけど、何処かの占い師にでも言われて改名したのかな?


Gregさんはやはり巧いし、音もなかなか良い。

お陰で写真なんて撮っている暇無し。

どちらかと言うと、フルピッキングよりもレガードな演奏といったタイプだけど、古い曲ではかなり複雑なタッピングもあり、このレベルの人って何でも出来ちゃう。

途中でボーカルが乱入したり、Led Zeppelinの曲のカバーを演奏したりとメリハリもあったし、1stアルバムからの曲も演奏したのは嬉しかった。

流石にHoweⅡからの演奏は無かった(はず)、でもアンコールを含めて約1時間半の演奏、かなり充実した時間だった。

本人のシグネイチャーエフェクターも販売されている様で、ペダルもかなりのコダワリがあるんだろう。
ギタサンでは近くでエフェクターを見る可能性が高く、機材好きにはたまらないはず。

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