2019年 Dallas Marathonに参加!
Dallas Marathonを走るのは3回目。
と言っても、最初はハーフ(約21km)を走ったので、フルマラソンでの参加は昨年に続いて2回目。
前回の初マラソンでは、序盤戦に飛ばし過ぎて途中でバテてしまい、後半戦は疲労感と絶望感で一杯になりタイムも4時間をオーバーしてしまった。
今回はその雪辱戦とも言うべきもので、前回のレース後からサブ4(4時間切り)をしたいとトレーニングしてきた。
前回の反省点は、前半にペースを上げてしまったのが最も大きな失敗で、体力的には事前に長時間・長距離の走り込みが出来ていなかった。
よく言われるのが、遅いペースで構わないので長時間・長距離を走るというメニューで、実際に昨年はこれが不足していたのは明らか。
という事で、そこそこトレーニングして当日に臨む。
天気予報は晴れで気温もスタート時で14℃と高く、昼過ぎには20℃を超える12月らしくない暖かさで、走った後皆が口々に今日は気温が高過ぎと言っていた。
スタート地点では、A~Dグループと枠が設定されていて私はAグループに。
参加する事を知っていた友人を見付けて少し話をして、いよいよスタート時間の午前8:20。
国歌斉唱の後、レーススタート!
Aグループなので比較的ペースが速く、それに引っ張られない様に自分のペースで走っていく。
そう、自分のペースを保つのが大切。
ケネディ暗殺現場を通過して時計回りに北へ向かう。
住宅街へ突入して暫く走ると約5km地点を通過、スマホのアプリからペースのお知らせを聞くと少しペースが速い。
アドレナリンがバンバン出てイケイケ状態を抑える様に我慢、しつこいけれどこれが今回の課題。
10kmを走った感じでは、疲労感も少なく悪くない。
沿道の住人が家族や友人を応援しているのは勿論、ほとんどの人はランナー全員に声援を送っていて、中には自前でバナナやドリンク、少数ではあるけれどビールを提供している人もいて、後半戦では前を走っていたおっちゃんが見事ビールの餌食(?)になっていた。
15km手前では、”昨年はこの付近でペースを上げて、20km付近でバテたんだ…”と、ペースを抑えながら走る。
この疲労感ならペースさえ気を付ければ完走出来そうだけど、昨年の恐ろしい記憶があるので安心は出来ないという不安が強い。
そしてWhite Rock Lakeへ到着。
ダラスマラソンのコースは、大雑把に序盤1/3が住宅地メイン、中盤1/3はWhite Rock Lake一周、終盤1/3は住宅地からダウンタウンといった流れ。
上の地図の右側にある湖がWhite Rock Lake、マイル表示なのでイメージしにくいけれど、湖の入口付近にスタートから10mile(約16km)のマーカーがあり、出口には20mile(約32km)のマーカーがある(実際いはほぼ同じ位置で両方のマーカーが見られる)ので、一周約16kmになる。
昨年のフルマラソンでバテて歩き始め、ゴールまで長時間味わった果てしない程の疲労感と絶望感が思い出されるけれど、今回はまだ行ける。
今回はとにかく歩かない、走り続ければなんとか4時間は切れるだろうという気持ちで、スマホから1km事にアナウンスされる自分のペースを気にしながら、普段より少しだけ早めのペースを心掛ける。
湖一周は比較的単調ではあるけれど、途中でバンド演奏の前を通過すると元気になるし、丁度良い感じのペースのランナーがいたので良いペースが保てた。
やはり、既に歩いているランナーを追い越す時は、去年の自分を見ているようで、これから20kmも歩き続ける事を考えるとあの恐怖感が蘇ってくる。
White Rock Lakeを抜けると昨年同様に恐怖の登り坂コースがあり、キツい傾斜をほとんどのランナーが歩いて上っている。
歩幅を少なめにする事で、自分でも意外な程あまりペースを落とさずに登れた。
暫く住宅地を走った後、よくライブを観に来るDeep Ellumに突入する。
ゴールまでの残りは既に5km位か、それ程苦しくも無いので完走は出来そうとようやく実感出来るようになってきた。
とは言え、突然バテてしまい走れなくなるかもという恐怖感もあり、更にスパートを掛ける余裕も無くペースは維持、しかし後でタイムをチェックしたらこの辺りが必要以上に遅かった…反省。
Deep Ellumを過ぎて暫く走ると残り2kmの表示、前を走っていたおっちゃんランナーに”あと2kだよ!”と声を掛けられ、こっちも”うん知ってる、キツイね。”と返す。
このおっちゃんランナー、暫く同じペースでなかなかしぶとくゴール直前まで抜かれたり抜き返したりした。
もう残りハーフマイル(約800m)の看板を通り過ぎると、日本人の知り合いが大声で応援をしてくれた。
沿道からの声援も嬉しいけれど、やはり知り合いからの応援は格別で、急にエンジンが掛かり、既にスパートを掛けていたおっちゃんランナーを引き離してゴール!
記録は3時間51分20秒、念願のサブ4達成!!
ゴール後に友人と話をしたら、自分のペースをアプリでチェックしてくれていたらしく、ゴールのちょっと前迄は3時間47~48分の予想タイムが出ていたそうで、最後の数kmでのペースダウンが響いたようだ。
3時間50分切りは来年の課題か、でも不思議と悔しさはあまりない。
ゴール直後にメダルを貰い、知り合いの日本人カメラマンに写真を撮ってもらった。
フィニッシャーTシャツを貰い、ビールで水分補給。
走った後の一杯は格別。
帰りも寄り道して栄養&水分補給。
一年間の悔しさをバネにトレーニングして、ようやく目標を達成出来たので、どちらかというと安堵感が大きい。
このDallas Marathonには17,000人以上のランナーが参加したらしいけれど、”楽しいか?”と聞かれると、正直楽しくはない。
ただ、自分の目標を達成した時の充実感や達成感は言葉には出来ない、だからこそ多くのランナーが参加するんだろうなと再び実感した。
自分の脚力だけで勝負するというのも好き。
来年はDallas Marathonが50周年だそうで、是非参加したい。
と言っても、最初はハーフ(約21km)を走ったので、フルマラソンでの参加は昨年に続いて2回目。
前回の初マラソンでは、序盤戦に飛ばし過ぎて途中でバテてしまい、後半戦は疲労感と絶望感で一杯になりタイムも4時間をオーバーしてしまった。
今回はその雪辱戦とも言うべきもので、前回のレース後からサブ4(4時間切り)をしたいとトレーニングしてきた。
前回の反省点は、前半にペースを上げてしまったのが最も大きな失敗で、体力的には事前に長時間・長距離の走り込みが出来ていなかった。
よく言われるのが、遅いペースで構わないので長時間・長距離を走るというメニューで、実際に昨年はこれが不足していたのは明らか。
という事で、そこそこトレーニングして当日に臨む。
天気予報は晴れで気温もスタート時で14℃と高く、昼過ぎには20℃を超える12月らしくない暖かさで、走った後皆が口々に今日は気温が高過ぎと言っていた。
スタート地点では、A~Dグループと枠が設定されていて私はAグループに。
参加する事を知っていた友人を見付けて少し話をして、いよいよスタート時間の午前8:20。
国歌斉唱の後、レーススタート!
Aグループなので比較的ペースが速く、それに引っ張られない様に自分のペースで走っていく。
そう、自分のペースを保つのが大切。
ケネディ暗殺現場を通過して時計回りに北へ向かう。
住宅街へ突入して暫く走ると約5km地点を通過、スマホのアプリからペースのお知らせを聞くと少しペースが速い。
アドレナリンがバンバン出てイケイケ状態を抑える様に我慢、しつこいけれどこれが今回の課題。
10kmを走った感じでは、疲労感も少なく悪くない。
沿道の住人が家族や友人を応援しているのは勿論、ほとんどの人はランナー全員に声援を送っていて、中には自前でバナナやドリンク、少数ではあるけれどビールを提供している人もいて、後半戦では前を走っていたおっちゃんが見事ビールの餌食(?)になっていた。
15km手前では、”昨年はこの付近でペースを上げて、20km付近でバテたんだ…”と、ペースを抑えながら走る。
この疲労感ならペースさえ気を付ければ完走出来そうだけど、昨年の恐ろしい記憶があるので安心は出来ないという不安が強い。
そしてWhite Rock Lakeへ到着。
ダラスマラソンのコースは、大雑把に序盤1/3が住宅地メイン、中盤1/3はWhite Rock Lake一周、終盤1/3は住宅地からダウンタウンといった流れ。
上の地図の右側にある湖がWhite Rock Lake、マイル表示なのでイメージしにくいけれど、湖の入口付近にスタートから10mile(約16km)のマーカーがあり、出口には20mile(約32km)のマーカーがある(実際いはほぼ同じ位置で両方のマーカーが見られる)ので、一周約16kmになる。
昨年のフルマラソンでバテて歩き始め、ゴールまで長時間味わった果てしない程の疲労感と絶望感が思い出されるけれど、今回はまだ行ける。
今回はとにかく歩かない、走り続ければなんとか4時間は切れるだろうという気持ちで、スマホから1km事にアナウンスされる自分のペースを気にしながら、普段より少しだけ早めのペースを心掛ける。
湖一周は比較的単調ではあるけれど、途中でバンド演奏の前を通過すると元気になるし、丁度良い感じのペースのランナーがいたので良いペースが保てた。
やはり、既に歩いているランナーを追い越す時は、去年の自分を見ているようで、これから20kmも歩き続ける事を考えるとあの恐怖感が蘇ってくる。
White Rock Lakeを抜けると昨年同様に恐怖の登り坂コースがあり、キツい傾斜をほとんどのランナーが歩いて上っている。
歩幅を少なめにする事で、自分でも意外な程あまりペースを落とさずに登れた。
暫く住宅地を走った後、よくライブを観に来るDeep Ellumに突入する。
ゴールまでの残りは既に5km位か、それ程苦しくも無いので完走は出来そうとようやく実感出来るようになってきた。
とは言え、突然バテてしまい走れなくなるかもという恐怖感もあり、更にスパートを掛ける余裕も無くペースは維持、しかし後でタイムをチェックしたらこの辺りが必要以上に遅かった…反省。
Deep Ellumを過ぎて暫く走ると残り2kmの表示、前を走っていたおっちゃんランナーに”あと2kだよ!”と声を掛けられ、こっちも”うん知ってる、キツイね。”と返す。
このおっちゃんランナー、暫く同じペースでなかなかしぶとくゴール直前まで抜かれたり抜き返したりした。
もう残りハーフマイル(約800m)の看板を通り過ぎると、日本人の知り合いが大声で応援をしてくれた。
沿道からの声援も嬉しいけれど、やはり知り合いからの応援は格別で、急にエンジンが掛かり、既にスパートを掛けていたおっちゃんランナーを引き離してゴール!
記録は3時間51分20秒、念願のサブ4達成!!
ゴール後に友人と話をしたら、自分のペースをアプリでチェックしてくれていたらしく、ゴールのちょっと前迄は3時間47~48分の予想タイムが出ていたそうで、最後の数kmでのペースダウンが響いたようだ。
3時間50分切りは来年の課題か、でも不思議と悔しさはあまりない。
ゴール直後にメダルを貰い、知り合いの日本人カメラマンに写真を撮ってもらった。
フィニッシャーTシャツを貰い、ビールで水分補給。
走った後の一杯は格別。
帰りも寄り道して栄養&水分補給。
一年間の悔しさをバネにトレーニングして、ようやく目標を達成出来たので、どちらかというと安堵感が大きい。
このDallas Marathonには17,000人以上のランナーが参加したらしいけれど、”楽しいか?”と聞かれると、正直楽しくはない。
ただ、自分の目標を達成した時の充実感や達成感は言葉には出来ない、だからこそ多くのランナーが参加するんだろうなと再び実感した。
自分の脚力だけで勝負するというのも好き。
来年はDallas Marathonが50周年だそうで、是非参加したい。
うおー!まじにやりましたか、有言実行男ですか、すばらしいです。きっと練習で手ごたえあったのだと思いますが、年一回のトライで達成とは。しかもサブ4!来年は3時間50分切り目指して頑張って!目標のある一年っていい一年になりますよね、ぜったい。
返信削除3rdさん、やりました!
削除この達成感は大きいです。
12月に開催されるというのも、一年間の成果を試す感じで良い目標になります。