フローリングを張る vol.2
かなり時間が経過してしまったけど、フローリング張替え作業の続き。
まず、部屋の片付け(←コレかなり大変)をしてカーペットを剥がす。
初めてカーペットを剥がしたけれど、釘を何本も打った板を裏返して固定し、釘の尖った部分が上を向いてカーペットを引っ掛けて固定していたのには驚いた。
コレ、”家では靴を脱ぐ”発想の無いアメリカでは違和感が無いのかも知れないけれど、家の中では靴を脱ぐ習慣のある日本人で、更にスリッパを履く習慣の無い私にとってはビックリ。
カーペットの下はコンクリートなので、タッカー等での固定が出来ずこの方法になったのかもしれない。
こういう作業は何故か丁寧にしっかり一周施工されていた。
この武器の様なカーペット止めを外す。
剥がしたカーペットの裏には”ポリエステル100% Made in USA”の印刷、道理でやたらと静電気が起きるわけだ。
カーペットとコンクリートの間にはかなりしっかりとした厚手のクッションシートが敷かれていて、自分で準備していたクッションより良かったので、これをそのまま剝がさずに使用する事にした。
適当に掃除をしたらメインとなるフローリング張り作業。
壁から5~10mm程度の隙間を開けて一列目を敷いていく。
最端部は半端な長さになるのでカット。
カットに使用した今回唯一購入したリョービの丸鋸、ダストバッグすら使用せず作業直後の汚れが酷い状態。
二列目は一列目のつばに連結して更に横のパネルと嵌める、この時二列目一枚目は一列目でカットした部分を使い少し連結部が同じにならない様にする。
隣の板との連結に最初戸惑ったけれど、コツを掴めばスイスイと嵌る。
ラミネートなので当然ながら同じ木目柄が数種類で成り立っている、同じ柄が並ばず自然になる様に柄を選びながらの作業。
後は同じ作業の繰り返し。
実際に作業をすると、木目の模様を考えながら並べるのは楽しいし、思った以上に見栄えが良い。
いよいよ完成!
一日で部屋の物を移動して張替えを全て終わらせたので相当な疲労になった。
終わった直後の感想として、まず予想していた通り、いや…それ以上のスタジオ感に満足。
歩き心地(?)も良く表面が木目の様に細かな凹凸があり、変なテカリも無くビニール感はあまり感じられない。
→一応、そういう素材を選んだので、もっと安いものは賃貸マンション風のテカテカビニール的なものもある。
素人作業の割には完成度は高いと思うし、材料代だけで部屋の雰囲気が大きく変わる点はコスパ良いかと思うし他の部屋もフローリングにしたくなる。
実際に、今回の施工次第でダイニング・キッチンもフローリングにしたく、今回は初回トレーニングといった面もある。
他にカーペットから変わった点としては、残響音が凄く響く。
同じ部屋でカーペットからフローリングに替えた経験は初めてだったので、その違いに驚いた。
スタジオとしては良いのか悪いのか…。
この時点で端に隙間が出来ていてトリム(巾木、幅木)の取り付けもこれからだけど、もう90%は完了したと言って良いだろう。
フローリング板は、14箱購入して最後の箱(1箱5枚入り)から1枚目を使用した所で完成したので、不足も無く無駄に余る事も無かった。
自分で作業したので材料代のみ、コスパは最高!
コメント
コメントを投稿