Dallas Marathon 50回記念大会

2020年の開催が延期されたDallas Marathon 50回記念大会が、先月2021年12月に開催された。

2年振り3回目のフルマラソン、今回の目標は前回出したベストタイム3時間51分と初サブ4の更新は勿論、出来れば3時間30分に近づきたい。

今年の1月に参加したハーフマラソン大会で1時間36分だったので、単純計算すれば3時間半は目標タイムとしては適切だし、普段の練習からも頑張れば狙えるタイム。

当日は駐車場が見つからなかったら嫌なので、いつも通りDallasに近い駅から電車を利用した。

気温は低目でスタート時は5℃以下、ゴール時も10℃を超える程度だったかと思うけど、個人的にはベストコンディション。

国歌を聞いて花火が打ち上げられてテンションマックスになり、午前8時30分にスタート。

前半は興奮して周囲の雰囲気に飲まれペースが上がりがちなので、4分40~50秒/1km程度になる様心掛けるも、どうしても早くなってしまう。

でも前回よりは練習量とそのタイムから自信がついているので、多少ペースが速くてもokとする。

コースは時計回りで前半約15kmはダラス中心部から住宅地、中盤約15kmはWhite Rock Lakeという大きな湖一周、後半約12kmを住宅地&ダウンタウンでゴール、と分けられる。

前半のペースは、どうしても早くなり時々4分40秒を切ってしまうも、だいたい4分40~50秒平均に抑えて変な疲れも出ず悪くない。

住宅地途中でハーフマラソンとコースが分かれ、暫くすると一周15~16kmのWhite Rock Lakeに入る。

多少疲労感も出てくるけれど、引き続きペースが上がらない様に注意しながら4分50秒台を目標ペースで走る。

右手に湖を見ながらひたすら走る事一時間以上、湖一周を終わる頃にはそこそこ疲労が出てきて、ペースを抑えての走りから逆に意識して4分50秒台をキープするよう切り替える。

後半戦の住宅地に差し掛かると、恒例（？）の地獄の様な急な登り坂が現れ、ほとんどのランナーが歩いて坂を上っている。

疲労の溜まった体にはこたえるけど、なんとか歩かず坂を登り切るも、5分30秒近く迄落ちたペースを回復するのに1km以上も掛かってしまった。

残りあと10km、約50分もあると言えばまだまだだけど、時計を見ると目標の3時間30分にギリギリ切れそうなので、なんとか5分/1kmペースを切れる様力を振り絞る。

しかし焦るのは気持ちだけで疲労が溜まりペースは上がらない、ダウンタウン（Deep Elum）を通り過ぎてゴールはもう少し、まだ3時間30分にギリ間に合いそうなのでペースアップ。

コースはもう3回目なので景色からゴール迄の距離感はあるし、時計とアプリからの音声でももう少しでゴールなのがわかる。

既に気持ちだけはダッシュはしているけど、40kmからはラストスパート！

全てのスタミナを使い果たしてゴール、恐らくギリギリ3時間30分に入ったかな？と少し自信ありながらも余裕のあるタイムでは無い。

ゴールした瞬間に緊張感が解けて脚がガクガクになり、なんとか歩いてメダルとフィニッシャーTシャツをゲット！

心地よい達成感とビールで一息つく。

ビールを4缶開けたところでアプリで自分のタイムをチェック！

3時間30分・・・と1秒。

サブ3.5まで2秒足りない。

流石に42kmを全力で走ったので後悔は無いし、前回の自己ベスト3時間51分を20分以上も大幅に更新したけど、2秒足りないモヤモヤ感。

水分補給で疲労回復。

来年もDallas Marathonを走りたいし、記録も更新したいので、怪我や故障せずに走り続けられる様にしていきたい。