コロラド州へ長時間ドライブ旅行 vol.1
7/4の休みを利用してセントルイス&カンザスシティへの旅行後、次の旅行の計画を考えたのは8月。
次の連休は9/2~9/4とLabor Dayを絡めた3連休を利用した旅行。
作戦会議は、一緒に旅行へ行かない人も一緒に、ガヤガヤとビール飲みながらあーだこーだ言う感じ。
もう、最近は連休は当然ながら”旅行行くっしょ”という感じで、当たり前の様にお互い行きたい場所を持参。
条件抜きで行き先を考えると本命は南米なのは共通。
流石に3連休では無理なので、それを考慮すると・・・イエローストーンも3泊4日は欲しいので却下。
アメリカの大自然を経験したいので、色々と考えた結果、コロラド州のロッキーマウンテン国立公園”Rocky Mountain National Park”へ行く事にした。
しかもドライブで。
片道ざっと860mile、なんと1,400km弱!
流石にアメリカ全体の地図で線を引いても、この距離はそこそこ移動している事がわかる。
前回のセントルイス&カンザスシティでの長時間ドライブが意外とイケたので、飛行機を使うなんて意見は出なかった。
アメリカ人に話すと、”え?ドライブで行くの?何で飛行機で行かないの??(ホワイ、ジャパニーズピープル!!)”と言う人が多かった。
ダラスは、一週間前に猛威を振るったハリケーン”Harvey”の直接の影響・被害は無かったけれど、その一週間後にヒューストンでの製油所が停止してガソリン不足という二次災害に。
→心配して頂いた方、ありがとうございます。こちらは全然平気です。
近所のガソリンスタンドの多くは、下の写真の様にカバーが掛けられ給油出来ないプチパニック状態、東日本大震災時を思い出す。
確かにガソリンの供給は減ったけれど、冷静に考えると皆が不安になって一斉にガススタへ押しかけた事が大きな原因では?という感じ。
確かに電車がほぼ絶望的に未発達のテキサスではガソリン不足は深刻、この影響で数時間並んで漸く給油が出来たという知り合いも少なくない。
自分は、この様になる前日にガス満にしているので全く問題無し。
そんな中ドライブ旅行に行くという、やや強攻策にも見えるかもしれないけど、何もしないで家でじっとしていても経済が回らないし・・・なんて考えは無く、勢いに任せて旅行は決行となった。
といっても、最低限webサイトでガススタのチェックはしている。
旅行計画がまとまった後、○○さん誘ってみようか?△△君は来るかな?□□さんは誘ったけど無理だって、なんてやっていたら、結局5月末にNEW MEXICO旅行へ一緒に行った4名での旅行になった。
食事や給油&運転手交代の時間を考えても、約15~16時間は掛かるだろう。
ならば運転手は4人いるし時間を有効に使おうと、9/1金曜日の夜に出発。
→”時間を有効に使うなら、当然飛行機だろ”ってツッコミは無しで・・・。
運転は約3時間毎に交代するので、それ程負担にはならない。
テキサス北部に多く見かけたTOOT'n TOTUM、なんて発音するかわからない。
ひたすら北北西へ進む。
翌日の昼頃にロッキーマウンテンに到着する予定なので、車内で運転しない後部座席は積極的に睡眠に徹する。
朝6時にSierra Grande Rest Areaでトイレ休憩。
NEW MEXICO州へ入っているので一時間の時差が発生しているから、テキサス時間では朝7時。
近くにVolcanoがあるらしい。
暗かったからわからなかったけれど、確かに復路でこの近くにCapulin Volcano National Parkがあるのを確認出来た。
暫く走ると夜が明けた。
COLORADO州へ入りPuebloにて朝食をとる。
まぁ、ありがちな朝食メニューとヒーコー。
ちょっと興味深い街だったけど、ここに時間を掛ける訳にもいかない。
食後も更に北上し、Pikes Peakヒルクライムで有名なColorado Springsを通過、更にDenverを通り過ぎて、Rocky Mountain National Parkの入り口にある町Estes Parkへ到着。
本日の宿泊先、Twin Owls Motor Lodgeへ到着したのは午後2時、計15時間半のドライブが漸く終了。
建物自体はかなりくたびれていて、なんとかリフォームして使っているという感じ、不潔では無いけれどTVがブラウン管!(おまけにSHARP!!)とかなり古い。
ちなみに、ここから車で5分程北側へ行った所に、The Stanleyというホテルがあり、幽霊が出ると有名らしく映画シャイニングもココで書かれた(どうやら撮影はココでは無いとか、色々な情報ある)らしい。
モーテルでゆっくりしている場合ではないので、荷物を降ろしたらすぐにRocky Mountain National Parkへ出発!
・・・って、正直言ってここからはノープラン。
とりあえず、 Fall River Visitor Centerで情報収集して何するか決める。
ビジターセンターは観光の基本っす。
今日はドライブで一回りして、明日の午前中にトレイルを楽しもうという事になった。
Grand Lakeで折り返す前に、Alpine Visitor Centerを目指す。
往路は本ルートの北側にある未舗装道路(一方通行)を進むけれど、四駆でなくても全然平気。
チョコチョコと寄り道、ダラスでは絶望的に見る事が出来ない綺麗な川。
まだ山頂には雪が残っている。
会社のスタッフが数年前の6月に行った時の写真を見せてもらったら、道路に除雪された雪が2m位の高さだった。(道路は除雪してあるので、レンタカーの普通タイヤで問題無いらしい。→自己責任でお願いします。)
Alpine Visitor Centerに到着。
ほぼ山頂のココの高さは、なんと3,595m!
富士山の9合目が3,600mらしいので、ほぼ同じ標高になる。
キャブ車は(途中でセッティングを調整しないと)登ってこられないだろう、流石インジェクション車、ゴボゴボ言う事も無く普通に走る。
少し上に山頂があるので、当然制覇する事に。
これがなかなか、当然ながら空気が薄いので息が辛い。
12,005feet = 3659.124m
これでコロラド州制覇だな。
・・・空気が薄い!
もし富士山だったらほぼ頂上、その眺めは最高!
だけど・・・
いや、眺めが悪い訳じゃないし、天気も良く見晴らしも良いんだけど・・・
周囲も標高の高い山が連なっているから高低さを実感出来ず、富士山頂上付近の高さにいる眺めの感動が無く、ただ息苦しい。
富士山なら周辺に高いものが無く、頂上からは駿河湾が見えたりと感動的なんだけど、ここからは隣の山、稜線が見えるだけ。
ここからGrand Lakeへ行く途中、Poudre Lakeの脇にあるMilner Passに寄る。
なんと、ここから写真左側を流れていく川は大西洋、右側を流れると太平洋へと辿り着くらしい。
流石にこれはスケールがデカイな。
ようやくGrand Lakeへ到着。
Alpine Visitor Centerへ引き返して、復路は舗装路でEstes Parkへ向う。
勿論、途中Tundra Communities Trailheadで寄り道。
丁度夕陽の綺麗な時間(のちょっと前)。
高山植物だろうけれど、よくわからないトゲトゲ草。
イイ感じで日が暮れたので、夕飯食べて宿に戻ろう。
宿の近くにBBQ屋を見つけたので即決で入る。
オシャレ料理店にありがちな新聞風メニュー。
ココの名物料理・・・って、デンバーならチェックしているんだけど、流石にEstes Parkは観光地なので期待出来ない。
メニューにも全米各地をテーマにしてあるBBQメニュー、ならば”あえて”とTexas Brisketを発注。
当然、Texasで美味しいBrisketを散々食べているのでアレだけど、BBQ好きなので無問題。
宿に戻って翌日の作戦会議。
基本的にドライブ旅行に時は、トレジョワインを持参するのが定番。
この日も当然ながらトレジョワインを飲みながら、あーだこーだ言う時間も無く、あっさりと午前中にトレイルをハイキングして、午後は宿泊地であるDenverへ向う事で即決。
という事で、 コロラド州へ長時間ドライブ旅行 vol.1は終了して、Vol.2へ続く。
次の連休は9/2~9/4とLabor Dayを絡めた3連休を利用した旅行。
作戦会議は、一緒に旅行へ行かない人も一緒に、ガヤガヤとビール飲みながらあーだこーだ言う感じ。
もう、最近は連休は当然ながら”旅行行くっしょ”という感じで、当たり前の様にお互い行きたい場所を持参。
条件抜きで行き先を考えると本命は南米なのは共通。
流石に3連休では無理なので、それを考慮すると・・・イエローストーンも3泊4日は欲しいので却下。
アメリカの大自然を経験したいので、色々と考えた結果、コロラド州のロッキーマウンテン国立公園”Rocky Mountain National Park”へ行く事にした。
しかもドライブで。
片道ざっと860mile、なんと1,400km弱!
流石にアメリカ全体の地図で線を引いても、この距離はそこそこ移動している事がわかる。
前回のセントルイス&カンザスシティでの長時間ドライブが意外とイケたので、飛行機を使うなんて意見は出なかった。
アメリカ人に話すと、”え?ドライブで行くの?何で飛行機で行かないの??(ホワイ、ジャパニーズピープル!!)”と言う人が多かった。
ダラスは、一週間前に猛威を振るったハリケーン”Harvey”の直接の影響・被害は無かったけれど、その一週間後にヒューストンでの製油所が停止してガソリン不足という二次災害に。
→心配して頂いた方、ありがとうございます。こちらは全然平気です。
近所のガソリンスタンドの多くは、下の写真の様にカバーが掛けられ給油出来ないプチパニック状態、東日本大震災時を思い出す。
確かにガソリンの供給は減ったけれど、冷静に考えると皆が不安になって一斉にガススタへ押しかけた事が大きな原因では?という感じ。
確かに電車がほぼ絶望的に未発達のテキサスではガソリン不足は深刻、この影響で数時間並んで漸く給油が出来たという知り合いも少なくない。
自分は、この様になる前日にガス満にしているので全く問題無し。
そんな中ドライブ旅行に行くという、やや強攻策にも見えるかもしれないけど、何もしないで家でじっとしていても経済が回らないし・・・なんて考えは無く、勢いに任せて旅行は決行となった。
といっても、最低限webサイトでガススタのチェックはしている。
旅行計画がまとまった後、○○さん誘ってみようか?△△君は来るかな?□□さんは誘ったけど無理だって、なんてやっていたら、結局5月末にNEW MEXICO旅行へ一緒に行った4名での旅行になった。
食事や給油&運転手交代の時間を考えても、約15~16時間は掛かるだろう。
ならば運転手は4人いるし時間を有効に使おうと、9/1金曜日の夜に出発。
→”時間を有効に使うなら、当然飛行機だろ”ってツッコミは無しで・・・。
運転は約3時間毎に交代するので、それ程負担にはならない。
テキサス北部に多く見かけたTOOT'n TOTUM、なんて発音するかわからない。
ひたすら北北西へ進む。
翌日の昼頃にロッキーマウンテンに到着する予定なので、車内で運転しない後部座席は積極的に睡眠に徹する。
朝6時にSierra Grande Rest Areaでトイレ休憩。
NEW MEXICO州へ入っているので一時間の時差が発生しているから、テキサス時間では朝7時。
近くにVolcanoがあるらしい。
暗かったからわからなかったけれど、確かに復路でこの近くにCapulin Volcano National Parkがあるのを確認出来た。
暫く走ると夜が明けた。
COLORADO州へ入りPuebloにて朝食をとる。
まぁ、ありがちな朝食メニューとヒーコー。
ちょっと興味深い街だったけど、ここに時間を掛ける訳にもいかない。
食後も更に北上し、Pikes Peakヒルクライムで有名なColorado Springsを通過、更にDenverを通り過ぎて、Rocky Mountain National Parkの入り口にある町Estes Parkへ到着。
本日の宿泊先、Twin Owls Motor Lodgeへ到着したのは午後2時、計15時間半のドライブが漸く終了。
建物自体はかなりくたびれていて、なんとかリフォームして使っているという感じ、不潔では無いけれどTVがブラウン管!(おまけにSHARP!!)とかなり古い。
ちなみに、ここから車で5分程北側へ行った所に、The Stanleyというホテルがあり、幽霊が出ると有名らしく映画シャイニングもココで書かれた(どうやら撮影はココでは無いとか、色々な情報ある)らしい。
モーテルでゆっくりしている場合ではないので、荷物を降ろしたらすぐにRocky Mountain National Parkへ出発!
・・・って、正直言ってここからはノープラン。
とりあえず、 Fall River Visitor Centerで情報収集して何するか決める。
ビジターセンターは観光の基本っす。
今日はドライブで一回りして、明日の午前中にトレイルを楽しもうという事になった。
Grand Lakeで折り返す前に、Alpine Visitor Centerを目指す。
往路は本ルートの北側にある未舗装道路(一方通行)を進むけれど、四駆でなくても全然平気。
チョコチョコと寄り道、ダラスでは絶望的に見る事が出来ない綺麗な川。
まだ山頂には雪が残っている。
会社のスタッフが数年前の6月に行った時の写真を見せてもらったら、道路に除雪された雪が2m位の高さだった。(道路は除雪してあるので、レンタカーの普通タイヤで問題無いらしい。→自己責任でお願いします。)
Alpine Visitor Centerに到着。
ほぼ山頂のココの高さは、なんと3,595m!
富士山の9合目が3,600mらしいので、ほぼ同じ標高になる。
キャブ車は(途中でセッティングを調整しないと)登ってこられないだろう、流石インジェクション車、ゴボゴボ言う事も無く普通に走る。
少し上に山頂があるので、当然制覇する事に。
これがなかなか、当然ながら空気が薄いので息が辛い。
12,005feet = 3659.124m
これでコロラド州制覇だな。
・・・空気が薄い!
もし富士山だったらほぼ頂上、その眺めは最高!
だけど・・・
いや、眺めが悪い訳じゃないし、天気も良く見晴らしも良いんだけど・・・
周囲も標高の高い山が連なっているから高低さを実感出来ず、富士山頂上付近の高さにいる眺めの感動が無く、ただ息苦しい。
富士山なら周辺に高いものが無く、頂上からは駿河湾が見えたりと感動的なんだけど、ここからは隣の山、稜線が見えるだけ。
ここからGrand Lakeへ行く途中、Poudre Lakeの脇にあるMilner Passに寄る。
なんと、ここから写真左側を流れていく川は大西洋、右側を流れると太平洋へと辿り着くらしい。
流石にこれはスケールがデカイな。
ようやくGrand Lakeへ到着。
Alpine Visitor Centerへ引き返して、復路は舗装路でEstes Parkへ向う。
勿論、途中Tundra Communities Trailheadで寄り道。
丁度夕陽の綺麗な時間(のちょっと前)。
高山植物だろうけれど、よくわからないトゲトゲ草。
イイ感じで日が暮れたので、夕飯食べて宿に戻ろう。
宿の近くにBBQ屋を見つけたので即決で入る。
オシャレ料理店にありがちな新聞風メニュー。
ココの名物料理・・・って、デンバーならチェックしているんだけど、流石にEstes Parkは観光地なので期待出来ない。
メニューにも全米各地をテーマにしてあるBBQメニュー、ならば”あえて”とTexas Brisketを発注。
当然、Texasで美味しいBrisketを散々食べているのでアレだけど、BBQ好きなので無問題。
宿に戻って翌日の作戦会議。
基本的にドライブ旅行に時は、トレジョワインを持参するのが定番。
この日も当然ながらトレジョワインを飲みながら、あーだこーだ言う時間も無く、あっさりと午前中にトレイルをハイキングして、午後は宿泊地であるDenverへ向う事で即決。
という事で、 コロラド州へ長時間ドライブ旅行 vol.1は終了して、Vol.2へ続く。
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