コロラド州へ長時間ドライブ旅行 vol.2

コロラド州へ長時間ドライブ旅行の二日目は、午前中にRocky Mountain National Parkをハイキングしてから、今日の宿泊地となるDenverを目指す。



朝は7時集合、モーテル近くのレストランで朝食をとる。
ゴリゴリの観光地なのであまり期待は出来ないけれど、コロラド州ではエッグベネディクトが有名らしいので発注。
カリカリベーコンが目立つ、実はエッグベネディクトはよく耳にしていたけれど、食べるのは初めて。

味は見た目通り、半熟タマゴがありがちな感じ。

これを薄いヒーコーで胃に流し込む。



しっかりと食事を摂った後は、Rocky Mountain National Parkへ。


34号線は昨日ドライブして一通り見ているので、今日は少し南にあるBear Lake付近のトレイルを散策する事に決定。

インフォメーションセンターで地図を貰い、適当なトレイルを探す。

Alberta Fallsに即決。

何故ならアクセスが楽だから。


しかし、インフォメーションセンターの窓口のオジサン曰く、未だ午前9時だというのにBear Lakeの駐車場は満車との事。

ココからバスで上るのも便数が少なく不便なので、とりあえずBear Lakeを目指す。

案の定Bear Lakeで入り口を拒否られ、予定変更しSprague Lakeを闊歩する。
カヤック楽しそう。
フライフィッシングおじさん。

そこそこ楽しんだ所で、再度駐車場を目指すと偶然にも空きがあり、無料シャトルバスに乗って上流へ。
Bear Lake終点一つ手前で降りて、Alberta Fallsへ向う。
バスに乗っている人の話を聞くと、数日間滞在して色々なトレイルを楽しむのが一般的なようだ。

こちとら簡単に一週間近く休暇も取れないし、 もし一週間の休暇があったらそれこそ南米へ行くっつーの。

トレイルは人が多いので迷う事は無いだろう。
ただし、ルートは沢山あるので解らなければ通りがかりの人に聞けばいいと思う。

多分、親切に教えてくれるはず。
絶対にダラスでは見られない光景。


軽く標高3,000mは越えているはずなのに、周囲も高いからあまり高い所にいる実感が無い。
帰りは、バス終点のBear Lakeまで行く。
午後からDenverを目指すので、トレイルはこれで終了。

トレイル自体は、一週間掛けても制覇出来ない程沢山あり、初心者向けから上級者向けまであるので、誰にでも楽しめるだろう。

空気が薄いので、最初からハードなトレイルは避けた方が良いし、水は沢山持っていった方がいい。

特にBear Lakeは早めに行く事をオススメする。

何故なら、私達が帰る頃にはBear Lake方面は通行止めになっていた。


無料シャトルバスに乗って駐車場まで下る。
行き当たりばったりの旅にしては、通行止めにも遭わず不思議な位全て希望通りに進んだ。


既に昼を過ぎているので、ロッキー山脈ともお別れ。

車中でSUBWAYをかじりながらDenverへ向かう。

しかし、皆の頭の中はすっかり”山モード”。

Denverへ直行せず、Denverの西にあるMt. Evansに寄る事にした。


14,130feet・・・え!?4,307m???

富士山が3,776mだから、余裕でそこをオーバーしている。

ここまでドライブで来られるというのはアメリカっぽい。


周囲もそこそこ高いから、やはりあまり高い場所に居る実感が無い。

当然息苦しいけれど、昔富士山の頂上に上がった時よりも全然楽。

ただ、少しでも登り坂を歩くと息苦しくなる・・・じゃぁ、富士山と変わらないか。

 


雷が鳴ったらこんな感じ(↓)でうまくアレするんだって。



少し登れば頂上!
でも、私達はパス。

実は、夕飯のレストランを予約していて、ココを登ると時間的にヤバい。

4,300mの高さで気分はすっかり野口健さん、もう満足。

下山するにも前を走る車がノロノロ・・・って、ヤギ助に妨害されていた。
向こうにしてみれば、邪魔すんじゃねーって感じなんだろうけど。
↑スマホで撮ったら湖にピントがあった・・・。

途中で野生のキツネ親子にも遭遇。

時間通りにレストランに到着。
The Buckhorn Exchangeというレストランで、有名店らしい。

立地は意外と静かな場所で、もし一人で探したらちょっと心細くなるかもしれない。

でも、専用駐車場はあるし、デートコースなのか何組かのカップルが来ていた。

オシャレ店の印、新聞紙風メニュー。
店員さんに”メニュー頂戴”とお願いしたら笑顔で貰えた。

所々日本語も書かれているので、結構日本人観光客も来るのだろう。

DenverのIPAビールを発注するも、残念ながら瓶ビール。
 IPA(インディア・ペール・エール)は日本で飲むビールより少し苦く、クセになる味で観光地へ行くとご当地ビールのIPAを発注する事が多い。

アメリカには(多分)何処にでもあるのでお勧め。

壁には”これでもか!” という程の剥製。

この店に来た大きな理由の一つに、コロラド名物があるから。

それがRocky Mountain Oyster。
なんと、バッファローのタマタマ揚げ。

アメリカでご当地メニューというのはなかなか見付からないので、コレは試したかった。

味は、砂肝とか牛タン系であまりクセは無い。

でも、所々臭みが消されてない部分があるようで、一片くらいは臭いかもしれない。

Whole OrderとHalf OrderがありWholeを発注したけどかなりの量のタマタマ、余程のタマタマ好きでなければHalfで良いかと。

旅行後に会社のアメリカ人に話したら、当然店は知っていて、オイスター食べたと言うと、

”お~い、食べたのかよー!マジかよ!オレが食ったことあるかって?勿論Noだよ!”

というリアクションだった。

多くのアメリカ人は食には保守的で、何処でもハンバーガー、ピザで十分というイメージがある。

メインは、バッファローのステーキ。(アメリカの店内は暗いので、こういう写真は苦手)
他にもエルク(鹿)やウズラの肉もあるので、興味のある方は是非。

肉自体は、クセも無く特に柔らかい訳ではない。

舌が馬鹿なワタシには、普通の牛肉と何が違うの?といった感じ。

ちょっと値段は高めだけど、折角なら是非お試しを。


今日の宿泊はちょっとグレードアップして、モーテルではなくホテル。

超快適で、遅くまで飲んであーだこーだやって就寝。


明日は朝飯食べたらダラスへ出発しなければならないので、Denverの街はほぼスルー。

コロラド州へ長時間ドライブ旅行 vol.3へ。

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