バンドを組む

友人を招いて自宅(最近は友人宅でも)で”ギター飲み”はちょくちょくやっているけれど、この度バンドを組むことになった。




私以外のメンバーは、未だボーカルとベースのみしか決まっておらず全員日本人。

ドラムは募集中で完全な形では無いけれど、今年の秋には日本人の集まるイベントで演奏しようという目的で集まった。


音楽性が違うのは当然ながら、”日本人が観に来る事を前提で、日本人の幅広い年齢層にウケの良い曲にしよう。”という方向性にして、アレンジは個々に任せる感じが強く自由は高い。

コピーも各自に任されるので自分で耳コピするかググるかするので、日本の曲に馴染みのない私には少し面倒な作業。

早速、バンド練習!という事で練習スタジオを探すも、スタジオには機材が全く設置されていなく、全て自分達で用意してくれというのが普通らしく、日本の様なドラムキットと最低限のPAシステムが揃っているスタジオがなかなか見つからなかった。

使用時間も比較的長く1時間単位で借りられるスタジオも少ない。

ドラムキットをウチに置ければ、苦情が無く練習が出来るんだけど、ドラム叩けないのにドラムキットを買うのもちょっとアレなので。


ようやく希望通りのスタジオが見つかったと思ったら、ウチから車で5分程度の近所にあってビックリ。

初めてスタジオに入り練習したのが今年の1月。

スタジオは上の写真の赤い屋根の建物で、同じ敷地内の業者の車の奥に見える。

〇〇スタジオなんて看板も無いから最初は戸惑った。

因みに、すぐ近所には道路端に戦車が置いてある。
これ、シャーマン戦車じゃないか?

どうやら退役軍人向けの施設らしい。

アメ車の大きさを想像すると小さく感じるも、地上戦をおこなうのは敵地であり、輸送を考慮してもドイツ重戦車の様な大きさは不要だったのか。


スタジオは、一応”リハーサル・スタジオ”と名前が付いているものの、オフィス建物をスタジオに利用しただけ、防音ドアで無ければ隣部屋で練習している音も思いっきり漏れてくるのはちょっと残念。

約6畳のスタジオは3人で丁度、ドラムが入って計4名がmaxかと思われ、それ以上入ると使用機材にもよるけれど狭く感じると思う。

ちゃんとドラムキットにPAも設置されていて意外と綺麗、持参したドラムトラックも練習できるレベルの音量で再生出来た。

スタジオに持参した機材は、メサブギーのミニレクチとBichギターとペダル少々で、流石にマーシャルキャビネットは断念して、代わりにある所からイベント用PAスピーカーを拝借していった。



練習時間は2時間で計$30、自分を含めて3人で一人当たり$10で練習出来るのは悪くない。

日本でのスタジオ予約なんて、もう何十年もやっていない気がするけれど、オンラインで予約から支払いまで出来るのは同じかな?

毎月1~2回のスタジオ練習が出来ればいいねと話していた矢先に、新型コロナウイルスの影響でテキサス州も日本と同じ様に不要不急の外出制限が発令されてスタジオ練習どころではなくなってしまった。

既に規制緩和の動きがあるけれど、当面はスタジオでのバンド練習は出来ない。

そこで、随分前に購入しそのまま放置プレイされていたBossのMicro BR-80が大活躍する事になった…。

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