ターキーの丸焼き

昨年(2016年)のサンクスギビングはメキシコシティへ旅行に行ったので、毎年自宅で焼いていたターキーは中止になった。


昨年のこの時期、”今年はターキー焼かないんですか?”とか”もし今年も焼いてくれるなら、是非行きたいんですけど。"と言ってくれる人がいて、少し申し訳無いなぁ、という気もしていた。

今年は諸事情で11/16にターキーをゲットする事になり、更にこの週末(11/18)は飲み仲間と会う予定があったので、ターキーを焼いて持参する事にした。

サンクスギビングの一週間前だけど別に構わない。

今回ゲットしたターキー。
本当は解凍に3日位は掛けたいけれど、時間が無いので水道水を使って解凍時間を短縮。

ダラスは、サンクスギビングを境に急激に冬らしくなるけれど、未だ20度を越す日が多く地熱の影響を受けやすい水道水もかなり暖かい。

お陰で前処理が捗る。

20lbsと9kgオーバー!

もっと小さい方が良かったけれど、自分の選択権は無くコイツが渡された。

そういえば、昨年はメキシコ出張帰りに空港から会社へ寄ったら、自分の机の上にコレがゴロンと置いてあったっけ。


ある程度解凍出来たら、胴体の中に入っている首と内臓系(通常、紙袋に入れてから胴体に入っている)を取り出す。

これらがターキーのボディ内に入っている事は、特に説明書に書かれている訳では無いので最初はご注意を!

スープを作るのには大切らしいけれど自分は使わないし、グレイビーソースすら好きではないので作らない。

ターキーの腹の中をよく洗ってから休憩。
Shinerはテキサス産のビールでかなりメジャー、味は濃い目で美味しい。

キャップは手で回せる様になっていて、TVCMを見る限りでは、”栓抜きが無くても、何処でも飲める!”という意味があるらしい。

・・・あくまで、私の理解です。

普段飲むビールは、Miller Light(瓶)がお気に入り。
1ケース(355ml、24本)で安い店なら$19(税抜き)位で買える。

ちなみに、コレも手でキャップが開けられる。

その昔、栓抜きを持っている人など少なく、皆が歯で開けようとして歯が折れる事故が多発した為!

なんてのはウソ、やはり栓抜きなんていらない、何処でも飲める様にという事だと思う。


お次は下ごしらえ。
丸洗いとこの作業がターキー丸焼きの手間として80%は占めていると思う。

最初に塩と胡椒をたっぷりと使い、ターキーがくすぐったいと叫ぶ位、特に腹の中に一生懸命塗りたくる。

あまりきちんと手順を勉強していないので、間違っているかもしれないけれど、これがfuruターキーのレシピ。

お次にハーブ系とにんにく、切った玉葱をまぶす。

これらはトレジョ(Trader Joe's)購入、ハーブ系は数種類が入っているセット、レジのお姉さんも”私もコレはお気に入り!”と言っていた。

特に腹の中には沢山詰める。

一般的にはスタッフィングと言って、じゃがいも等の野菜やパン・ライス等を腹に詰めるらしい。

勝手な想像だけど、日本の雑煮と似ていて場所や家庭によって作り方や味付けが色々あると思う。

作業が終わったらラップして、一晩冷蔵庫へ入れておく。


翌朝、冷蔵庫から取り出してオリーブオイルを軽く塗ってアルミホイルで全体を巻く。

ターキーを全裸のままオーブンに入れるのが一般的かもしれないけど、アルミホイルを使うのはfuru流。

ここで漸くオーブンの登場。
何軒かアメリカ人のお宅へお邪魔した事があるけれど、こんなレトロ(ボロ)なオーブンを使っている家など見た事が無い。

予備加熱をしてからターキー投入!

という時に、BAKEとBROILを間違えている事に気が付いた。

BAKE(下から加熱)で焼くのにBROIL(上から加熱)モードを選択していた・・・。

あとは、350度(華氏)でひたすら放置プレイ。

オーブンへ投入してから2時間位経つと、ターキーの独特の香りが家中に充満して11月らしさを感じる。

それを我慢(?)すると、少し香ばしい感じになる。

8時間が経過し取り出すとイイ感じ。

今回は友人宅へ持って行くので、これを持ち運ぶ容器を探すだけでも大変。


今年もターキーの丸焼き”furuターキー”が美味しく出来ました。
↑火が入っているかナイフを入れてからスマホで撮影したので、見た目も画質もちょっとアレだけど味は悪くない。

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