California旅行 vol.1

貴重なクリスマス休暇は、Californiaへ旅行へ行って来た。


前回のサンクスギビング休暇で行ったアラスカ旅行の直後、既にクリスマス休暇まで一ヶ月を切っているので慌てて作戦会議。

やはり中南米を探すも3泊4日では短すぎたり、ルート&治安的に諦めざるを得なかったり、かなり悩んだ結果カリフォルニアにあるYosemite National Park(ヨセミテ国立公園)へ行く事に決定。

3泊4日あるので、ずっとヨセミテ公園ではなく、以前から気になっていたMojave Air & Space Port(モハベ空港 / Wikiではモハーヴェ空港)へ寄って、ロサンゼルスで一泊してから帰るルート。

スケジュールは、ざっと以下の通り。

初日、ダラスを早朝発ちサンフランシスコからはレンタカー、折角なのでゴールデンゲートブリッジへ寄ってからヨセミテ公園へ行き、近くのホテルで宿泊。

ドライブルート。



二日目は、早朝から一日中ヨセミテ国立公園を満喫して、同じホテルに宿泊。

三日目は、早朝ホテルを出発してモハベ空港、Fish Rocksに寄ってからロサンゼルスのホテルに宿泊。

四日目は最終日、午前中にハリウッドを見て昼前にはロサンゼルス空港へ、あとはダラスへ戻る。


ゴールデンゲートブリッジ行きを決めたのは当日の朝だったり、ハリウッドは三日目に行ければ行きたいなとか、あまり細かい事は決めていなかった。

おまけに、アラスカ旅行で金を使い果たしてしまったので、節約の為にロスからダラスへ帰る飛行機チケットは貯まったマイルを使って購入、その為ラスベガス経由便となってしまい、ダラス空港の到着が夜の11時頃。


という事で、初日の早朝ダラスを出発!

飛んでおります。
空港でレンタカーを借りると割高なので、Uberで空港の近くのレンタカー屋へ移動。

安さと引き換えに、空港の様に車が豊富ではないので選択肢が無く韓国車、運転しないから別に気にしない。
 
今回もレンタカーの保険代を節約する為に、私は助手席で応援に専念。

ここで、日本でレンタカーを借りた事が無い私からの、アメリカのレンタカー情報を一つ。

契約内容によるのは当然ではあるけれど、車を借りる場所と返す場所が同じであれば、いくら走っても料金は変わらない”Unlimited Mile”という契約が一般的、ホームページで価格をチェックすると大きな文字で書かれている。

但し、車を借りる場所と返す場所が異なると、Unlimited Mileが適応されず、同じ基本料金に対して走った距離分が課金される。

アメリカで出張ではなく旅行する場合は、かなりの距離を走行する事が多く、これを知らずに借りると、そこそこな額を請求されるのでご注意を。

今回の旅行では、サンフランシスコで借りてロサンゼルスで返すので、”Unlimited Mile”にはならず、基本料金に対して走行距離分が料金に加算されてしまうけれど、このシステムを知っていれば悔しくも無い。

知らないでコレやると、懐と精神的へダブルでダメージがある。


とりあえずゴールデンゲートブリッジへ向う。


Fisherman's Wharfのクラムチャウダーが美味しいと情報をゲットしたものの、時間が無いので寄り道せず最短距離で橋を目指す。
サンフランシスコの街は、やはり坂道が多い。

イメージではもっと路面電車が走っていたり、エディマーフィが泥棒を追っかけていたりといった光景を期待していたけれど、恐らくそれはダウンタウンで見られるもので、大通りを走る限り普通の街だった。

しかし、坂道が多く交通量も多い。

ストップ&ゴーが激しく、とある下り坂で僅かにABSが動作する急ブレーキで停車した。

後続車は大丈夫かな?と心配で上体を少し前に出してミラーを覗き、後続車が見えた瞬間に、”ドン”と飛行機が着陸した時の様な僅かな振動があった。


ゲイの聖地であるサンフランシスコにて、カマ掘られた。


しかも3P・・・失礼、3台の玉突き事故。

最後尾のSUVがセダンのケツを、セダンがうちらのケツを掘るという、二段逆スライド方式事故。

SUVとセダンには両方ともカップルが、そして何故か両方とも女性が運転手で助手席に男性が乗っていた。

女性にカマを掘られるとは不思議な経験、勿論初めて。

自車は完全に停止していたし、自分達にぶつかったセダンもほぼ停止していたと思われ、こちらのショックはほぼ無く搭乗者は無事。

自分達のレンタカーは、リアバンパーとアンダーカバーの爪が外れ、バンパーには前車のグリルが薄っすらと付いた程度。
 
写真ではツメが外れている点以外はわからない程。

後ろのSUVもセダンも軽傷、搭乗者に怪我は無かったのが不幸中の幸い。

3台とも自走可。

日本では自動車事故の経験があるけれどアメリカでは初めて、他の二台の搭乗者達は、当たり前の様に各々の運転免許証と保険証を一緒にスマホカメラで撮影し、お互いの連絡先を交換するので、こちらもそれにならう。

その後、お互いの車体の破損箇所を撮影して解散。

どうやら警察は呼ばないらしい。

あとはぶつけた側からの保険会社からの連絡を待とうという事になり、気持ちを観光モードに切り替えて、ゴールデンゲートブリッジを渡る。
南側から橋を渡る場合、橋の手前で右折して(橋を渡らず)通行料金を節約しようとするも、右折タイミングを逃し橋を渡る。

北上する際には料金ゲートが無いものの、南下する際にゲートを通過しなければならない。

これまたケチ臭い話だけど、レンタカーではETCの様な支払い機が取り付けられていて、これを一度でも使うと、通行料以外にレンタル日数分の追加料金を取られてしまうのが一般的らしく、私たちの契約ではそうなっている。

※一度使っただけで、レンタルが3日だとしたら3日分の追加料金が加算される。

橋を渡ったら撮影ポイントVista Pointへ。
この橋に特に思い入れがある訳でも無いので、意外と普通というか”折角サンフランシスコ来たんだから…”以上の感動は無い。

多分、日本は橋が多く、レインボーブリッジや瀬戸大橋などといった沢山の凄い橋を見ているせいかと。

サンフランシスコの街。
ここでベイエリアクランチが生まれたのか。

あのAlcatraz島も見える。

なんでもAlcatraz島の観光ツアーは大人気で、早めに予約しないとすぐ一杯になるのだとか。

事故処理により時間は押しているので、あまり時間を使う訳にはいかず、サクッと写真だけ撮って出発。


朝車を借りたレンタカー屋へ寄り道し、店員さんに事故の事情を説明すると、


”自走は出来るの?走れるなら乗っていって、返却の際にグローブボックスに入っている書類に事故の内容を記載して頂戴。”

だそうで、システマチックというか。


ヨセミテ国立公園を目指して、ひたすら東へ進む。

92号線、San Mateo Bridge(サン・マテオ橋)で漸くサンフランシスコを離れる。
ゴールデンゲートブリッジより、こっちの橋の方が盛り上がったり。
サンフランシスコ版アクアライン・・・、こっちの方が古いか。


昼飯は午後2時になってしまった。
  
Five Guysというバーガー屋、ダラスにもあるけれど初めて入った。

後で調べると、Virginia州が発祥でカリフォルニアには縁の無い店だった。

ビールが沢山飲めそうな濃い目の塩加減のピーナッツが食べ放題なのは、フライを揚げるのにピーナッツオイルを使っているからなのかな?

正直、この旅では食べ物には全く期待していないので、ハンバーガーでも何でもいい(キッパリ)。

食後、すぐ近くのWalmartでタイヤチェーンを購入。
この季節、ヨセミテ国立公園へのアクセスは雪でチェーン規制されているのが普通だそうで、ネット情報では近くのGSでもレンタル・チェーンがあるのだとか。

しかし、値段を調べると新品がWalmartで$40と、レンタルとあまり差が無い。

140号線からのアクセスなら、今の所チェーン規制はされていないし、Walmartで購入すれば、使わなかった場合は90日以内に返品すれば全額返金してくれる。

おまけに購入したWalmartでなくても大丈夫、最悪はダラスに戻ってからでも返品が可能。

聞いた話ではレシートが無くても返金してくれるなんて話もあるけれど、真相は不明。


数時間後、ヨセミテでガス欠にはなりたくないので少し早めに給油、既に暗くなり始めてしまった。
↑懐かしのW202(ベンツ Cクラス)が給油されていたのでついパチリ。

本日は想定外の事故もあり時間が掛かってしまい、宿泊先であるCedar Lodgeにチェックインしたのは午後6時過ぎ。(↓写真は翌朝撮影)


ヨセミテ国立公園内のホテルは高額なのでパス、近くにYosemite View Lodgeがあるけれど、Cedar Lodgeの方が安く、知り合いが最近利用して良かったという事でココに決めた。
結局、チェーン規制は無かった。

積雪も無く、道路には凍結防止剤が撒かれているだけ。

山も全然雪無し。

ココも山の中、ネットに繋がらずWiFiは有料(12時間で$9だったかな?)で相当遅いらしい。



明日は早くから行動開始するし、他に何もないので早めの夕食。


まともなメニューは、ハンバーガーの一択。

昼飯・夕飯とハンバーガーは流石にウンザリする。
この後、Walmartで買ってきたカリフォルニアのビールと持参ワイン(あ、これもカリフォルニア産だった!)を部屋で飲み、明日の作戦会議をおこない就寝し、vol.2へ続く。

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