アメリカ南西部旅行4 モニュメントバレー前編

アンテロープキャニオンを満喫したので、モニュメントバレーへ向う。


相変わらずこんな道。

ルートは地図の青線。

途中で寄り道をしたくなる面白そうな場所も無く、ひたすら進む。


 少し遅めの昼飯は、Kayentaというモニュメントバレーのすぐ近くの町のサンドウィッチ。
既に諦めているけれど、アメリカ旅行で料理に期待出来る地域は比較的少ない。

当然New Orleansのケイジャン料理等、独特で美味しい料理もあるけれど、日本の様に2~3時間ドライブすればご当地メニューが色々と楽しめるといった感覚で考えると絶望的になる。

何処へ行ってもハンバーガーかステーキ、フライドチキンにピザ・・・。

ネットで調べても、バーガーキングやサブウェイの方が個人経営店より評価が高いというのは普通。

それに追い討ちを掛ける様に、クリスマスシーズンなので多くの店が閉まっている。

出来るだけチェーン店を避けて、普通の味だと”あれ?アタリ!?”と思ってしまう。

時々、夕飯に入ったレストランに”ご自慢のステーキ!”みたいなメニューがあると、

”こちとらテキサスから来たんじゃい!”

と言いたくなる・・・なんて冗談を話していたら、同行者の会社の人(テキサス人)が実際に出張先で店員さんに言っていたそうで・・・。

モニュメントバレーの地域は禁酒なので、この町でスーパーでビールを買おうとしたら、Kayentaは既に禁酒地域だった・・・。

これにはちょっとガッカリ。


気を取り直してモニュメントバレーへ。
あの映画で観た風景が目の前に広がる!
まずはホテルにチェックイン。
ジョンウェインで有名なホテル、この近くには他に一軒しかホテルがない。
最高のロケーション。

部屋からの眺めも絶景。
一息ついて、ビジターセンターへ行く。

ちなみに、ナバホ居住区は時差が独特らしく、スマホでもたまに↓の表示が出てくる。

ツアーの予約がある場合は、時間には注意をした方が良い。

特にラスベガス経由などでツアーに来ていると、ネバダ州とアリゾナ州でも時差がある上、夏時間ではここの地域の時間は時差が生じる可能性がある。

私はほとんどツアーを利用しなかったし、モニュメントバレーのツアーも予約せずに直接行って、”じゃあ、お願いします!”って感じだったので、時間で困る事は無かった。


モニュメントバレーの中に入るには、自分の車で未舗装道路を運転していくか、ツアーを利用しなければならない。

ガイドブックには自家用車でも行けるとは書いてあるらしいけれど、レンタカーは敷地内での事故に保険がおりないし、雪・雨の後は轍が深いので、運転に自信が無い方はやめた方がいいと思う。

私達は一時間半のツアーを二人貸切状態。

車はバンで移動時は車内にいたけれど、ツアーが終わる頃には全身砂を被った感じ。

他にジープ(勿論屋根無し)に乗るタイプもあり、これだともっとジャリジャリになり、ガイドにはコンタクトレンズ着用者はかなり大変とある。

ガイドのおっちゃん曰く、夏は混雑してクリスマス以降1~3月が閑散期らしい、当たり前か。
そのほとんどの岩に名前が付いていて、ガイドのおっちゃんが教えてくれるけど、全く覚えられない。

大きさがピンとこないThe Cubeという岩(↓)。
乗ってきた車よりはるかに大きい。

このキューブの下で、自分が持ち上げている写真を撮るのがオススメらしい。

西部劇以外にも、映画フォレストガンプの印象的なシーンが、ココで撮影されたという話もあったりするので、知っている映画と照らし合わせたりする楽しみ方もアリかもしれない。

ガイドのおっちゃんは、Bon JoviのPV(Blaze Of Glory)もモニュメントバレーの岩の上に乗り撮影したとか言っていた。

かなり日が落ちて暗くなってきた。
西側は雲が厚く、残念ながら夕焼けの鮮やかな景色とはならなかったけれど、十分に満喫できた。

風が強烈だったけれど、北風だともっと凄くてキャンピングカーがひっくり返るとガイドさんが言っていた。


ツアーを満喫し、ホテルの戻りレストランで夕飯を。

ナバホブレッドが名物っぽいので、当然チャレンジしてみる。
ナバホブレッドはナンの様なもので、その上に乗っているのがステーキかと思ったらハンバーグでビックリ、アメリカでハンバーガーでなく”ハンバーグ”を食べるなんて初めての気がする。

珍しく出会ったご当地メニューのナバホブレッドは油っこく、ビールが無いので大苦戦。


翌日も午前中はもう少しモニュメントバレーを楽しんでから、のんびりとラスベガスへ向う予定。

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