アメリカ南西部旅行5 モニュメントバレー後編

アメリカ南西部旅行4に続いて、モニュメントバレーの後編。



昨日モニュメントバレーのツアーを利用してひとまわりしたので、今日は午前中のんびりとしてからラスベガスへ向う。

まずは、朝日に輝くモニュメントバレーをホテルのテラスから見る。

東側には厚い雲があり、綺麗に赤く染まった朝焼けは残念ながら拝めなかったけれど、それでも素晴らしい眺め。
朝飯はホテルのレストラン以外に無い事もあり、オムレツを発注。
流石にナバホブレッドはイケなかった。

食後は、ホテル周辺を散策。

このホテルはJohn Wayneが映画撮影で訪れた事で有名だそうで。
 残念ながらクリスマスの為に休み、鍵が掛かっていて中に入れなかったけれど、マニアなら大喜びなはず。


ここまでいくとちょっと観光地化し過ぎかな。

ホテルをチェックアウトし、すぐ近くにあったHorganというナバホ族の住居に寄る。
ここも通常は展示があるらしいけど、クリスマスの為かお休み。

アックスボンバーが炸裂しそうな感じでした。

再びビジターセンターへ向い少しフラフラ。
163号をもう少し北へ進む。


北へ進む目的は、Mexican Hatを観る為。
大きな一枚岩が崩れずにちょこんと乗っかっていて、まさにメキシカンハット。

163号から入れる未舗装道路は綺麗なので、普通の車でも近くまで行く事が出来る。
周囲には崩れてしまったと思われる昔ハットがいくつか転がっている。


 北には川が流れていて、違う雰囲気。

すぐ近くにGoosenecks State Parkがあり、文字通り独特な川の形を観る事が出来るけれど、昨日Horseshore Bendを観ているのでパス。

もっと東へ進むと、Four Corners Monumentというのがあり、これも興味をそそられる。

日本では3つの県が交わる場所を三国峠なんて言うけれど、ユタ州&アリゾナ州&ニューメキシコ州&コロラド州の4州の境目があるという地点、Furu調べではアメリカでもココだけしか無い。

だけど、イマイチ推しが弱いというか、もう少し時間に余裕があれば行くけれど、

”自分らコレからラスベガスに行かなきゃならんのっす。”

と心の中で叫んでパス。

ラスベガスへのルートは、グランドキャニオン北側(↓の地図青線ルート)を通るのが近いし観てみたいと思っていたけれど、この週末は雪嵐が吹き荒れていたので諦めてグレーのルートを通る事に。



後日知ったけれど、予定していたルート近くでグランドキャニオン観光客家族が雪で遭難したらしい。

メキシカンハットから163号をモニュメントバレーに戻る際の眺めは、道路が一直線に伸びていて”らしさ”がありオススメ。
所々で撮影ポイントとして車を止めるスペースもあり、観光客もチラホラ。

雪雲に突撃。

そこを抜けると雪国、ここはアリゾナ州。

テキサスに帰ってきてから教えて貰った情報で、Meteor Craterというクレーターという場所が40号線から少し入った場所にあったらしい。

でも、恐らく雪が積もっていただろうなぁ、残念。


40号線の途中で何処か寄る場所を探したら、ルート66の旧道(Historic Route 66)が平行して走っていて、Seligmanという町にミュージアムがあるのを発見したので寄る事に。
ミュージアムというか、単に土産屋通りといった感じ。
ここも寄り道としては大当たり!
ほとんどの店がクリスマスの為か閉まっているのは残念。
日本人からの観光客も多いらしく、”コーヒー”という看板もある。
夏に来た事がある人は、その暑さから雪が積もっているなんて想像しにくいのでは?
真夏にハーレーでこの道をかっ飛ばす事を想像すると・・・、ただただ暑そう。




Route 66をハーレーでドライブするのが夢という方も少なくないのでは?
この中で営業している店で少しお土産を。
外観は静岡県あたりにある○○館といった感じだけど、意外にも店内は充実していた。
丁度中国人の団体観光バスが来ていて、出発時間らしく全員がバスに戻り、メキシカンの運転手が店員さんと話をしていた。

私が 缶ビールを保冷するグッズをレジに持って行くと、その運転手が、”Cerveza?”と嬉しそうに聞いて来た。

先月のメキシコ旅行でCerveza = ビールという最強のスペイン語 を習得していたので、一緒に購入したショットグラスを指差して、”これはテキーラを飲む為だよ”と答えた。

店員さんを交えて他愛も無い会話を楽しんで、ラスベガスへ出発。
日が暮れる前にこの町のGSで給油するもかなり割高だった、やはり観光客目当てか?
93号線でHoover Damの近くを通るも既に真っ暗。

そこから515号線に入って目の前に広がるラスベガスの明かりが凄く綺麗。
写真では伝わらないけれど、街灯もロクに無いずっと真っ暗な道を走ってきたので、この明るさは驚く。

レンタカーで旅行される方は是非通ってみては?

ちなみに、アリゾナ州からネバダ州に入ると再び時差が(一時間)変わるので注意。


ホテルにチェックインして夕飯を済ませ、同行者が初ベガスという事で街ブラ。

丁度、噴水が上がっている所を見られた。



 そしてホテルに戻ったのは深夜、流石に疲れていたのでスロットはせず寝る。
 いよいよ次回でアメリカ南西部旅行の最終日。

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