Memphis旅行 vol.3

Memphis旅行二日目。



朝食はモーテルのサービスで付いてはいるけれど、かなり質素だし折角Memphisに来たので食べに行く。

モーテルを出るとすぐに野球場。

車は使わず散歩。





ダウンタウンの南端にThe Arcade Restaurantがあり、Elvis Presleyが贔屓にしていたのだとか。
自分が座った席は、ElvisではないけれどJ.F.Kennedyがよく座っていたらしい。
6th FloorのTexasから来ているので、”おっ、ケンさんも来ていたんだ。”って感じ。(ウソ)
A Memphis Thangというサンドウィッチを発注、これをうっすーいコーヒーで流し込むのが美味しい。

午前8時過ぎに入店した時は空席も目立っていたけれど、店を出る時には外に空き待ちの人が沢山いた。


このすぐ近くに、Martin Luther King, Jr.が暗殺されたモーテルがあり、National Civil Rights Museumとなっている。

朝食のThe Arcade Restaurantからのパーフェクトなルート。

LORRAINE MOTEL内が展示場となっていて、物凄い内容が濃くて見応えがある。

内容は、Martin Luther King Jr.についてと、黒人への人種差別について。

人種差別は決して”大昔”の話では無く、しかも未だ完全に無くなってはいない深い問題。

ここは是非来たいと思っていたし、かなり重い内容だけど、絶対に見るべきだと思う。

一時間半位掛かるかな?と思っていたけれど、二時間でも足りない位で、その次に予定していたThe Peabody HotelのPeabody Ducksをアッサリと諦める事に。

音楽文化の面から見ると、”奇妙な果実”の歌詞は強烈なインパクトがある。

そのタイトルの由来がわかる動画もYoutubeにアップされていて、中にはちょっとショッキングな映像もあったりするけれど、これがつい数十年前にアメリカで実際に起きていた。


チケットは道を挟んだ向いの建物”THE LEGACY EXHIBITS”の入場券にもなっているので、しっかりと持っていましょう。(チケット購入時に説明してくれます。)
別館とも言えるTHE LEGACY EXHIBITSは、キング牧師暗殺事件の犯人についてがメインになっている。



ここからMemphis旅行の目玉である、Gibson Guitarを目指す!

少しだけダウンタウン中心部方面に戻るのに、折角なので路面電車を利用した。
一回乗車は$1、一日フリーパスが$3.5。

待っていたら、路面電車と同じペイントを施した普通のバスがやって来た・・・。

とりあえず運転手に聞いてみたら、コレで間違いは無いらしいので乗車する。

誰も乗っていない。
乗り心地は当然普通のバス、ちょっとレトロな感じだけど、路面電車に乗りたかったなぁ。

ちょっと損した気分で停留所を降り、いよいよGibson Guitar Factory。
↑は閉まっていたので、隣の本館↓へ。


Factory Tourは事前に電話で予約したけれど、スマホでも予約が出来るので、こちらの方が確実。
ツアー代金$10でGibsonの工場内に入れるなんて素晴らしい!


1ツアーで10名程、実際の工場現場に入って行くので撮影禁止。

その分、しっかりと工場内を見る事が出来る。

ここではレスポールタイプやES-335をメインに作っていて、その工程をガイドさんが説明してくれる。

実際に、3枚重ねてプレス成形されたボディ板や、フレット打ち前後のネック、塗装した状態のボディ、バフ加工前の完成直前ギターなど(ツアー用に用意された物ではあるけれど)、その工程毎にガイドさんが説明してくれて、サンプルも実際に手にとって見る事が出来る。

今日は日曜日、工場は稼動していないのでツアー客とガイドさんのみ。

平日もツアーをやっているので、その時は普通に工場は稼動しているはず・・・であれば絶対に平日に来るべき。

確かに、電話で予約する時に”Factoryはやっていないよ。”と言われたっけ。

終盤戦で、パネルに打ちつけられている何本もの未塗装のギターに、カラフルなマジックでツアー参加者が各自サイン出来る。

私も左下から二本目のネックにサイン(?)を書いてきたので、もし行かれる方はチェックを!


ツアー時間は45分という事だけど、実際は丁度1時間位、なかなか充実していた。

フロントはギターのオブジェが色々と飾られている。
 テーブルもオシャレ。

普通のギターも、ズラリと。


まだ昼飯前というのに、超充実。

この続きはvol.4で。

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