Raspberry pi3 USBメモリから起動させる

超久しぶりのRaspberry piいじり。


MagPi50によると、Raspberry Pi3ではUSBメモリのみで起動させる事が出来るらしい。

実際にこの作業をしたのは数ヶ月前なので、少し情報が古いのはご勘弁。


Raspberry Piは、通常Micro SDカードにOSをインストールし、ここから起動をさせている。

ハードウェアの仕様上、Raspberry Pi2ではUSBメモリに起動ディスクを作ってもmicro SDカードはどうしても必要という情報があり、これはあまり魅力的には思えなかった。

しかし、Raspberry Pi3で採用されているBCM2837チップでは、内蔵メモリで起動ディスクの場所を選択出来るようになり、通常OSをインストールされているディスクをmicro SDカードにからUSBメモリに変更が可能との事。

micro SDカードが不要になるというので試してみる価値はある。



USBメモリは安売りの時に8GBを$0.99/個でいくつか買っておいたものを使用した。

これを常用すると考えると、容量不足が考えられるけれど、USBで起動出来るかどうかを確認してみたいだけなので、これで十分。


早速HPを参考にして作業を進めていく。

USBメモリの起動方法については公式HPにも記載があり、Linux初心者の私にはわかりやすかった。

ホームページ上の文章をコピー&ペーストしていき、microSDカードを抜いて再起動すると、期待通りにUSBメモリからブートして起動した。

・・・しかし遅い。


起動も遅ければ、動作自体も遅い。

USBメモリへのアクセススピードがボトルネックになっているのか?

恐らくmicroSDとUSBメモリのスピードも大きく影響していると思えるけれど、容量も32GBから8GBへと小さくなったのも原因の一つか?

CrystalDiskMarkでスピードを比較してみたけれど、こんな感じ。

①microSDの32GBの結果

 
②USBメモリ8GBの結果
※今回動作確認したメモリを一旦フォーマットするのは面倒なので、他に開封していた同容量のメモリで測定。(超いいかげん)


③USBメモリ16GBの結果 ※比較用

microSDの圧勝という感じでは無さそうだけど、 項目によってはかなりの差もある。

そもそもUSB自体が替え玉だし。



とりあえず、USBメモリのみで起動する事に成功したし、常時接続して使うなら(当然用途によるけれど)問題は無いだろう。

・・・と思ったけど、動作自体も遅く感じる。

折角のPi 3なので、これでは少し勿体無いかな?


現時点ではPi 3は実験用でしか使っていないので、このままもう少し弄ってみよう。


その為にも、格好良いアクリルケースを奢る。
ebayで$2.99 送料込み。

取り付け説明書等は一切無く、これだけが封筒に入っていたけど、こっちとしてはコストを考えれば全然ok、仮組みされているので組み立てで悩む必要は無い。

と、組もうと思ったらmicro SDカードスロット周辺の電子部品が沢山載っていて、うまくフィットしない。

ケースの商品名をよく見たら、Raspberry pi2用と書いてあった。

仕方無いので、Raspberry pi2サブ号にセット。
・・・って、pi2でもチップコンC66が邪魔しているので、↑の写真の様に削る。
かなり攻めた造りで各部品とのクリアランスがギリギリ。
 なんとか形になったけど、折角ヒートシンク用のザグリがあるので、アルミヒートシンクを装着。
アルミヒートシンクもebayで購入、大が10個+小20個の計30個に両面テープ(ちゃんと3MのThermal Adhesive Tape)が付いて$2.34(送料無料)。

このケース、安いだけあって上の写真左上のネジが付いていなかった。

でも、実際に使うと結構格好イイ。
仕方無いので、pi3は一番最初に買ったケースに入れた。
久しぶりだけど、ラズパイ弄り楽しいな。

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