Suicidal Tendenciesを観る

ちょっと前からSuicidal TendenciesがDallasに来る事は知っていた。



でも、ライブは月曜日の夜だし、流石に行く程でもないかな?と考えていた。

Memphis旅行の際に、Beale StreetのライブハウスでSuicidal Tendenciesの看板(↓)を見た時に、何となく気になった。

軽~く調べたら、なんとドラムにDave Lombardoの名前が!

サポートなのかパーマネントなのか知らないけれど、これは行くしかないでしょ!!

丁度キャンペーン(?)だかで、他に2つのトリビュートバンド・ライブ・チケットが付いてきた。

トリビュートバンド・ライブの一つは、Monsters of Mockというイベントで、Whitesnake、Alice Cooper、Motley Crue、Rattのトリビュートバンドが出演、もう一つはRage Against The Machine、Deftones、Chevelle。

後者は行かないけれど、前者のトリバン・ライブはSuicidal Tendenciesのライブの3日前。

どうせ無料だしという事で行ってみる事に。

まぁ、チケット買っても$5なんだけど・・・。

夕飯を済ませてから行くと、既にWhitesnakeのトリバンSaints & Sinnersが演奏中。
演奏はしっかりしているし、有名な曲ばかりなので安心して聴ける。


以前はトリビュートバンドに抵抗があったけれど、半年位前に観たKISSのトリバンが意外と楽しかった。

 お次はAlice Cooperのトリバン、その名も”Dallas Cooper”。
ベースの大きなおじさんは何度も観た事がある。

ギロチンもちゃんと再現されたり、トリバンとは思えない大掛かりなセット。
でも、あまりAlice Cooperって好きじゃないんだよなぁ。

トリはMotley Crueのトリバン”Crude & Tattooed”。

という事は、Rattのトリバンは既に演奏済みか?或いは欠席か?

ダンサーNasty Habits風も従えているし、Nikki Six風のベースから火が出たりするし。
ステージから既に察しがつくように、Tommy Leeのドラム回転!

火も出るし。
これ、プロとしてやっているのか?

コピーをここまで本気でやっているのは、凄いというか・・・。

日本だったらJ○SRACが大騒ぎだな。



前置きが随分長くなったけれど、漸くSuicidal Tendencies(以下S.T)のライブ!

当日は帰宅がまさかの午後8時過ぎになってしまい、既に開演時間。

しかし!S.Tの前にHAVOKとCROWBERが演奏するので、S.Tは午後10時過ぎだろうから無問題。

HAVOKは、去年MEGADETH のツアーのサポートで観たけれどよく覚えていない。

到着すると、既にHAVOKは演奏終了してCROWBERの演奏が始まったばかりらしい。
デス声だけど、ギターの音は意外とナチュラルで心地良い。

午後10時15分過ぎにS.T登場!!
メンバー全員が、ステージ上を元気に走りまわる。

やっぱりDave Lombardoは凄い!

手数が多くて、連打の嵐。

ドラムだけに目がいくかと思っていたけれど、小さなベーシストがバキバキと硬い音を出して走り回っているのも個性的だし、ボーカルのちょっと変な踊り(?)もバンドに合っている。

そして、ギターもバカテクで驚いた。

現METALLICAのRoberto Trujilloが在籍してた頃のアルバムはよく聴いていたけれど、その時の曲も演奏していたし、”スケーターズロック”の雰囲気はそのままだったのは良い。


当然Moshも凄い勢いでおこなわれている。

写真ではわかりにくけれど、中央で大男達がMoshしてガツガツとぶつかっている。

S.T.の呼びかけで途中で客をステージに上げて、ステージ上でのMosh大会。

ドラムを観に行く感じで行ったけれど、結果としてはバンド演奏を満喫出来て楽しかった。

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