UFO & SAXON そしてトリバン

先週末は音楽三昧。



週末の金曜日は、お馴染みのGas Monkey Live!でUFO & SAXON を観た。


翌日の朝は早起きしなければならないので、到着は演奏開始から一時間後の8時半。

オープニングアクトが最低1バンド出演するのは知っていたけれど、既にSAXSONが演奏していた。

現地で合流した人の話では、私が観始めたのはどうやらSAXONが登場した直後だったらしい。

いかにもなマーシャルのディストーションサウンドが懐かしく心地良く、ベテラン感を満喫。

有名な曲しか知らないけれど、なかなかの盛り上がり。

周囲も年配ばかりでMOSHなんて起きず、安心して観られた。


お次は、メインアクトのUFO。

昨年もココに観に来たけれど、今回もギタリストのVinnie Mooreに注目。

SAXONが終わったらステージ前に空きが出来たので、かなり前での観戦する事に。

序盤戦はバランスがイマイチでギターの音が良く聴こえず、時々低音がブーンと唸っていたけど、徐々にギターサウンドも良く聴こえてきたし、ギターテクは流石の一言。

Phil Moggは、前回同様におじいちゃん的風貌だけど、歌はしっかりと歌っていた。

約一時間半のUFO、これで$10というのは安い。


そして、日をまたいで翌日の夜。

トリビュートバンドを観にHouse of Bluesへ。
直前まで用事があり行く気はなかったけれど、直前に無料招待メールが届き、その直後に最近一緒にライブを観に行く方から、”行きます?”と言われ、更に最初の用事が無くなったと、ウソの様に偶然が重なったので行く事に。

ココはDallasのダウンタウンにあり、AT&Tスタジアム(American Airline Centerの間違えです)の近く。

更に、この日はAT&TスタジアムAmerican Airline Centerでバスケットボール(ダラス・マーベリック)の試合があったので、駐車場も混雑していた。

無事に無料チケットをゲットし潜入。

なかなかの混雑振りに驚き、所詮トリビュートバンド(トリバン)なのに。

ちなみに、全米で展開しているHouse of Blues、シカゴでは有名アーティストがよく来ていたらしいけど、Dallasは比較的トリバンがよく出演している。

既にDioのトリバンが演奏していた。
それなりに高い音が出るけれど、なんか上手い感じはしないボーカル。

Dioは評判のあまり良くないDream EvilでCraig Goldyにハマったけど、後にRonnie James Dioのアルバムジャケットの話等が興味深く、面白い人だなと思った。


BLACK SABBATH時代の曲もありの、なんとなくまったりと遠くからの観戦。

お次はJudas Priestのトリバンを、ちょっと近づいて観る。
なんかイイ感じ。

後ろのMarshallの壁はパネルというのが微笑ましい。

Glen TiptonとK.K. Downing時代の80年代前半迄の曲(TURBO迄かな?)を披露。

確かに、Scott Travis時代は難易度が極端に上がるだろうし、クラシックJudasファンなら満足できる選曲。
 
約一時間、みっちりと演奏してくれました。

本日のメインはKISSのトリバン。
半年程前に一度観ているこのバンド、このバンドも古い時代であるALIVEとALIVE Ⅱからの選曲が多く、最新でもLick it upだからギリでメーク時代から。


何故か、ほぼ最前列からの観戦。

屋内ステージのせいか、Gene風の火吹きは見られなかったけれど、血を吐いたり、Peter風のBethやらと楽しい。
途中、Paul風のギターの5弦が切れてしまい、何故かサブが用意してあるのに、5弦無しギターで進めようとするも、演奏はボロボロ。

それでも5弦無しギターで演奏を続けようとするPaul風に、Ace風が何度も”サブギターに交換しろっつーの!”と(恐らく)怒って、渋々と従うPaul風。

ここまでKISSを再現していたら、Paul風が”オマエは首だ!ゲラウェイ!”なんて言ってAce風を追い出す位の事をして欲しかった。
約一時間半楽しかった。

未だ土曜日だけど、音楽三昧の週末でした。

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