Bumblefoot

BumblefootがDallasのTreesに来たので観に行った。



勿論あのガンズでギターを弾いていた事のあるRon Thalの事。

どうやら11月には日本でアコースティックライブ&クリニックがあったらしいけれど、チラシ(↓)を見る限りDallasでは普通のライブのよう。
いや、このチラシからは相当熱いライブが期待できる。

サポートアクトはNeil SwansonとAdam Nanez Bandで、どちらもダラス界隈では色々なバンドのサポートアクトとして登場していて、最初のバンドの途中から観る事に決定。

午後8時からなので、15分位遅れてTrees到着。
 
しかし、中では未だ何も始まっていない状態。

Treesは出入り自由なので、Deep Ellumをブラつく。
 
卒業シーズン継続中なのか、先週に引き続き街は賑やか。
 
 

以前から気になっていたROCKET FIZZという店に。
 
雑貨屋で、店員さんがトレジョのワインを客に配り、客はそれを飲みながら物色するというスタイル。
 

 少し買い物をして時間を潰し、Treesへ戻るとAdam Nanez Bandの演奏がはじまっていた。
MESA BOOGIEアンプらしい図太いギターサウンドが心地良い。

昨日だか明日だか、ギターのAdamさんの誕生日とかでケーキがプレゼントされていた。
 
お次はNeil Swanson、Bossのエフェクター紹介でギターを弾いていたりと、そこそこ有名人なのかな?
 
ギターサウンドはエフェクターで加工しましたという感じで、聴き易いけれどそれ以上の感動は特に無い。

しかし巧い。

前回だったか前々回観た時は、Beat It等を弾いて面白かったけれど、今日は全てオリジナルっぽかった。


そして漸くRon"Bumblefoot”Thalが登場したのは夜10時半。

ステージのカーテンが開くと、なんと!


Ronさん一人で椅子に座っている。


バンド無し。

炎をバックに熱い演奏は???



まさかの、カラオケをバックに演奏。

以前、Michael Angelo Batioがココでカラオケをバックに演奏したけれど、Ronさんの炎のチラシからは想像していなかった・・・。


おまけに人が少なく、Ronさんが”もっと前に来な。”と客にもっと前へ詰める様に言って、必然的に最前列をキープ。
椅子に座っての演奏は、病み上がりだから?(癌を患っていたそうで。)

或いは、Wネックギターが重いから?

それとも、なんとなく?


トークあり、タッピングを絡めた変態プレイあり、ZepやQueen等のカバーありと、流石に何でも出来る。
 
ガンズの曲はやらなかった。

Wネックギターの上側はフレットレスギターになっていて、効果音的な使い方が多かった。

カラオケは勿論、ルーパーを使い歌を歌いメロディーも弾くといった完璧さ。

アルペジオだけでも凄く巧いのがわかるし、カントリー風チキンピッキングやタッピング、スウィープと何でもあり。
 
最初はギターの音が小さく、カラオケの音の方が大きい程、オーディエンスから、”ギターの音小さいよ!もうちょっと大きくして!!”とのリクエストで良いバランスに。

客との距離が近く、何度か客と話をするといった面では、ギタークリニックの雰囲気もあり、これはコレであり。

 約一時間半の演奏、最前列で色々聴けてチケット代$12とは嬉しい。

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